WEBデザイナーへの転職

WEBデザイナーへの転職

初めて会う方との話で、よく出てくるのは、なんでその仕事に就いたの?って話題です。

私がWEBデザイナーに転職することになった経緯を振り返ってみたいと思います。

昇進の打診

大卒後の就職でとあるメーカーの開発部に勤務しており、SEとして働いてました。
SEというか、プログラマというか。組み込み機器の開発をしていたのでC言語とかをガシガシやってました。

勤続4年を過ぎ、部長から昇進の打診を受けました。同期で役職に付くものはまだわずかだった頃。
もちろん責任の増える仕事にとても興味があったし、
まず、給料が増えるし、できることなら昇進したいと思ってました。

しかし、部長から言われた条件は、
「今よりも残業時間を増やすこと」

そう。この会社はブラック企業でした。
開発部で女子のいない環境で私は非常に優遇されていて、残業時間は毎日2時間程度。
これでも少ない方で、みんな毎日4時間は当たり前、6時間以上も大勢いました。

会社の評価も毎日残業して休日出勤して、とにかく長い時間働いたものが評価をされるような会社でした。

私個人としては、やっぱりそんな環境劣悪だと思っていたし、
ワークライフバランスにとても共感していた時期で長時間労働に意味がないと思っていて、
時間内でどれだけ成果を出せるかに重きを置いていたので、
部長からの条件「残業しろ」は私にとっては受け入れられないものでした。

なので断ることに。

そしてこの会社で長く続けても何も評価されないなと思い始めてました。

労基の監査

そんな会社だから、やってしました。
労基の監査が。
今まで残業時間の申告は自己申告ではあったものの、
月30時間以内になるように書け
との圧力がありました。

しかし、それが再調査となってパソコンの起動時間とシャットダウン時間で
何時間労働していたかを申告するよう、指導が入りました。

また、平日以外の土日の出勤に関しては、基本的には部長へ申請して出勤していれば、振替休日がもらえる仕組みになっていました。
しかし、それもまた会社は良しとせず。
そりゃそうですよね、
休日来て平日休まれたら結局作業時間変わらないんだから。
会社としては休みなんて与えたく無いわけです。
なので、多くの人達が暗黙の了解のように申請せずに休日も出勤していました。

そこで入った監査。
流石にパソコンの起動時間は誤魔化せない。
そんな会社から社員への通達は
「個人的な理由で来たと言え」と。

はぁ?なんだって??

私なんかよりも、本当に会社のためにというか、無理をさせられて働いている社員にその仕打ちは無いんじゃないの?
なんてひどい会社なんだ!

と非常に怒り、残念過ぎてならないと思いました。

これが最終的な引き金となり退職・転職を決めました。

職種を考える

同じ職種の会社に転職しようとは思いませんでした。
ま、こんな環境でやっていたこともあったし、
なにより、開発にあまり興味がありませんでした。
なぜかって、出来上がるまで時間がすごくかかるし、納品したところでクライアントに喜ばれるよりも、バグの直しばかりの業務で楽しくなかったんですね。

それよりも、仕事で携わっていたタッチパネルの画面設計、配色のガイドライン作成などに興味を持ち始めていました。
カラーコーディネートにも興味を持ち、独学で資格を取得したりもしていたので、色を使う仕事をしたいと思っていました。

それにプラスして、将来的に自宅での仕事が可能な職業を望み始めてました。
やっぱりね、女子だし。結婚して、出産して、家で仕事できたらいいだろうな~と思ってました。

そこで始めに浮かんだのが「ネイリスト」

趣味でジェルネイルをしていこともあり、沢山の色を使ってアートして、キレイにして感謝される。
とても魅力を感じてました。

でも問題があって、女子だけの世界、大丈夫か…?と。

もうひとつ、今考えるとバカらしい理由だけど、ある占い師さんに、あなたは気管支が弱いからネイルはやめなさいと言われたんですね。

だからやめました(笑)

その後に知ったのが「WEBデザイナー」という職業でした。

ケイコとマナブか何かの雑誌を買って知ったんだと思います。
それまでは興味もない世界だったけど、
確かに今までパソコンを使って仕事をしてきて、もくもくと作業することもキライじゃないし。
ネイルよりも私にあっているかもと思いました。
将来的に自宅での仕事もできるという話も書いてあったことと、
ネイルよりも儲かり、長い年数現役で仕事ができる気がしたのです。

そんな理由でWEBデザイナー育成講座に通うこととなりました。

そしてあっさり転職&デビュー

WEBデザイナー育成講座は会社に勤務しながら、休日に通うような形で約3ヶ月通いました。

講座を開講していた大元の会社はデザイン制作会社で、現役のデザイナーから学ぶことができました。

そして、その会社でちょうどWEBデザイナーの正社員募集していたこともあり、
応募というか、今も募集してますか~?みたいに聞いたら、
来てくれるなら是非とのことで、トントン拍子に転職が決まり、WEBデザイナーデビューを果たしました。
最初に手がけたサイトは、ある企業の会員制サイトで、今あるかどうか分かりませんが。
見るのも恥ずかしいですね(笑)

まーその会社もブラックでしたがね。
その話はまた今度。

振り返ってみて思うこと

そもそも美術なんて得意じゃなかった私が、まさかデザイナーなんて職業につくなんて思ってもみませんでした。
パソコンとともに生きてきたおかげで、この職につけたとは思ってますが。

正直、WEBデザイナーの給料は安くて残業も多いし。
運よく正社員で入れたけど、年俸制もつらかった。ボーナスないしね。

でもね、興味のあること、好きなことは、なんか、とりあえず、頑張れるよね。
このことは誰かに言われて気づいたことでもあるんだけど。
苦しい環境でも頑張ってたのは楽しかったんだよなーと。確かにそうだなーと思いました。

そして今もフリーランスとしても同じ仕事を続けてるわけで。

あの時きつかったけど、でも好きで楽しんでやってきたから、今があるわけだしね。
まー今もきついこといっぱいあるけどさ。

頑張れば結果は後からついて来るな。っていうのを改めて思いました。

 

もしこれを読んでいる人がWEBデザイナーになろうか迷ってるなら、まずはどんな仕事なのか体験してみるのがいいと思います。

どんな職業でも同じだと思うけど。
もちろん良いことばかりじゃないし、大変なことも沢山あるけど、やりたければやるしかないんだよね。

そこで楽しくて熱中できるならやってみればいいと思うよ!

始めるのはいつだって遅くないしね!!