concrete5の5.7系、アップグレードが頻繁にありますね。
どんどんアップグレードして最新版を使っていきましょう!
さて、そのアップグレード方法を少しまとめておきます。
concrete5の公式サイトにも手順が載っています。
しかし、この手順でうまくいかないところがいくつかあります。
ポイントは
- データベースのバックアップが管理画面から取れない(T_T)
- 自動アップグレードが機能していない(T_T)
- 日本語翻訳ファイルが自動でアップデートされない
というところでしょうか。 (バージョン5.7.4.2現在)
では、やってみましょう。
データベースのバックアップ
実は、管理画面の[システムと設定]-[バックアップとリストア]-[データベースをバックアップ]というメニューがありまして。
「DBバックアップを実行」ボタンもありまして。なんだ、できるじゃん!
と思って押しますと…
非常に悲しいお知らせが現れます。いつか対応される日が来ることを切に願います。。。
なので、データベースのバックアップは手動でデータベースにアクセスして保存するしかないですね。。
MySQLを開いてエクスポートです。
最新版へのアップグレード
こちらも自動アップグレードがありません。面倒ですね。。
公式サイトの「手動ダウンロード」の手順のように、サイトから最新版のzipをダウンロードして解凍し、
FTP接続して、「update」フォルダにぽいっとアップロードします。
「ぽいっと」なんて言いましたが、ご存じの通り、膨大なファイル量を転送するので結構時間かかります。
アップロードしたら、[管理画面]-[システムと設定]-[バックアップとリストア]-[concrete5のアップグレード]を開きます。
「最新版の5.7.*.*へのアップグレードが可能です。」
みたいな表記が出るはずです。(キャプチャを取ってませんゴメンナサイ)
「以下のボタンを押してください。」
とかって書かれてると思います。
え?ボタン?無いじゃん!と思うのですが、ブラウザ画面の右下、黒い帯のところに「更新」ボタンがひっそりとあります。
なんだよ。お前かよ。と思いますが、これです。押すと更新スタートします。
無事に完了すればOK!
ただ、ここで終われないのがconcrete5。
日本語翻訳ファイルのアップグレード
5.6系までは、英語版と日本語版でzipファイル自体が違ったのですが、
5.7系から、開発元のファイル1本に統合されました。
この開発元が配布しているzipには残念ながら日本語翻訳ファイルの最新版は含まれていないため、日本語翻訳の追加や修正の対応がされません。
そこで、日本語翻訳ファイルのアップグレードにはアドオンを追加して、実行する必要があります。
このアドオンを利用します。
[管理画面]-[多言語]-[Update Core Translation]が追加されます。
「Select Resource」で「core-dev-57」を選択し、ブラウザ右下の「選択」を押します。
その後、言語を選択して、「更新」を押すと、翻訳ファイルがアップグレードされてこれに完了です。
ちなみに、初めにDBのバックアップを取りましたが、サイトを表示してみておかしいところ等なければ、特に使わないですね。一応データは保管しておきましょう。
*本文の内容は2015.7.23時点の最新版バージョン5.7.4.2 のお話です。